調査報告
一総合大学における学生の喫煙行動に関する調査研究
渡辺 毅
1
,
山添 悦子
2
,
加納 克己
3
,
浅井 克晏
4
Takeshi WATANABE
1
,
Etsuko YAMAZOE
2
,
Katsumi KANO
3
,
Katsuyasu ASAI
4
1筑波大学医科学研究科
2筑波大学保健管理センター
3筑波大学社会医学系
4筑波大学臨床医学系
pp.572-575
発行日 1982年8月15日
Published Date 1982/8/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401206573
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- サイト内被引用
健康に関する喫煙の害が明らかにされて久しいが1,2),我が国では依然として高率の喫煙率を保っている,専売公社の調査によると,我が国成人男子の喫煙率は漸減傾向にあるという3).世代別では喫煙率の最も高い20代に減少傾向が著しく,長期喫煙と慢性疾患との密接な関係1,4,5,6)を考えると,若年者の"タバコ離れ"は保健衛生上注目される出来事である.
今回,我々は喫煙予防の一助とすべく,一総合大学の全学生を対象として,喫煙行動の実態把握を目的とした調査を実施し,若干の知見を得たので,ここに報告する.
Copyright © 1982, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.