講座 臨床から公衆衛生へ
サルコイドーシス
谷合 哲
1
1東京医科歯科大学霞ヶ浦分院内科
pp.888-890
発行日 1981年11月15日
Published Date 1981/11/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401206427
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サルコイドーシスSarcoidosisは,肺門リンパ節の腫脹,皮膚結節,眼のブドウ膜炎などを主症状とし,時に全身各臓器に発症する原因不明の疾患である.
1869年Hutchinsonがこの疾患について報告し,その後BesnierやBoeckが,皮膚や粘膜に結節を生ずることを報告した.そのためBesnier-Boeck's diseaseと呼ぶことがある1).
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