海外ニュース 〈CDC報告〉
アメリカにおける先天異常の動向
中江 公裕
1
,
日暮 眞
2
1独協医大公衆衛生学
2東京大母子保健学
pp.566-567
発行日 1979年8月15日
Published Date 1979/8/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401205903
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■はじめに
先天異常の発生には,遺伝的要因,環境的要因がそれぞれ独立に,またはお互いにかかわりあって関与する.しかしながら,原因を明らかにできない先天異常も多く,その動向は,環境汚染の進行と相まって世界中で注目されている.わが国でも最近,この点に関し論争がみられたが,ここでは,米国の先天異常モニタリングプログラム(Birth Defect Monitoring Program:BDMP)の成績を紹介してみよう.
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