特集 高知県の公衆衛生活動
保健婦活動
上村 聖恵
1
,
山崎 幸子
2
,
岩崎 丸
3
1高知県厚生労働部
2土佐山田保健所赤岡
3本山保健所土佐町
pp.687-693
発行日 1972年11月15日
Published Date 1972/11/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401204572
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駐在保健婦と保健婦教育
県内全地域の保健婦の配置
本県の保健婦事業は全国の他の都道府県と異なり,保健所保健婦の県下各市町村に駐在する市町村地区駐在制を実施し,すでに25年を経過した.
23年の当初は,わずか65人の保健婦であったため,平坦地区では数カ町村,山村地区でも2〜3カ町村を1人の保健婦が受持つといった現在では考えられない状態での出発であった.その後,計画的な増員を行ない,表1のとおり23年の保健婦1人の受持人口は,平均13,329人であったものが,47年では4,495人で,約1/3に,保健婦数は23年を100とした場合,47年には約2.7倍に増加している.
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