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AMO,SEAMHOと改称—第1回作業部会開く
pp.304
発行日 1972年5月15日
Published Date 1972/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401204471
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アジア医療機構(AMO)が,さる2月8日から10日まで,東京,霞ヶ関の外務省で開かれた第1回作業部会の席上,名称を東南アジア医療・保健機構(SEAMHO=South East Asia Medical and Health Organization)と改めた.これは広範囲な医療情報サービス・ネットワークなどの設置などを決め,今夏,サイゴンで開催予定の第7回東南アジア経済開発閣僚会議に,日本政府から正式に報告される.
昨年5月,クアラルンプールで開かれた第6回東南アジア発閣僚会議で合意に達したAMO(アジア医療機構)は,東南アジア地域の医療・保健の向上を図るための協力,援助機関という趣旨で,日本が主唱し,その構成国はインドネシア,クメール,ラオス,マレーシア,フィリッピン,シンガポール,タイ,南ヴェトナム,日本の9ヵ国である.今回の作業部会で,予防医学,公衆衛生面の活動が欠けているとして,活動拡充,および拡大のため,名称を,東南アジア医療・保健機構(SEAMHO)と改め,医師・医療従事者の教育,訓練,疾病,公衆衛生問題解決のための調査研究,医学医療情報サービスネットワークの設置を決めた.
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