厚生だより
食品問題等懇談会報告
T. I
pp.577
発行日 1971年9月15日
Published Date 1971/9/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401204345
- 有料閲覧
- 文献概要
経 過
食品問題等懇談会(会長 山田精一氏)は昭和45年5月4日の第1回会合以来,食品問題全般にわたって一年余の討議を重ね,さる6月15日の最終会合で最終報告書を取りまとめ,直ちに厚生大臣にこれを提出した.
この懇談会は,すでに昨年8月17日に中間報告書を提出し,「食品は,国民の生命と健康の保持のために不可欠のものである.その安全性を保持し,国民の健康を守る姿勢を貫くことこそ食品行政の至上命題である」という考え方を基礎に,①食品の安全確保,②監視指導体制の強化,③試験研究体制の整備,④情報の収集および提供のシステムの4項目について具体的提案を行なっている.
Copyright © 1971, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.