技術解説
BCG経皮接種
清水 寛
1
1東京都渋谷保健所
pp.305-309
発行日 1967年5月15日
Published Date 1967/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401203467
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BCG接種と結核の発生
A. CalmetteがBCG接種を開始したころの,フランスにおける結核家庭乳児の結核死亡率は24%であった。この率はBCG接種によって0.9%に低下した1)。
1936年までの3年間に,札幌市学齢児童のツベルクリン反応陽性率は約33.7%で,要医療率は9%にあがっていた2)。
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