特集 住民の保健をいかに進めるか—第5回社会医学研究会・主題報告と総括討論
主題報告
1.地区衛生組織の再検討
青山 英康
1
,
岸 洋子
1
,
古市 圭治
1
,
玉木 武
1
,
村上 勲
1
,
安東 規雄
1
,
蔵井 良雄
1
,
康 逸雄
1
,
吉岡 信一
1
,
池田 英樹
1
,
広田 滋
1
,
太田 武夫
1
,
加藤 尚司
1
,
河原 宏
1
,
板野 猛虎
1
,
青山 嘉孝
1
,
水田 正臣
1
,
丸屋 博
1
,
中村 文雄
1
,
重岡 美也
1
,
倉田 孝
1
1岡山大学医学部衛生学教室
pp.602-607
発行日 1964年11月15日
Published Date 1964/11/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401202918
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緒論
近来,衛生行政に限らず,政治と行政の民主化というcatchphraseのもとに地域住民の組織化と組織活動の育成が,強力かつ広範囲にわたって推進されつつあり1),community organization orcommunity organization workといった言葉が盛んに用いられている2〜6)。
特に衛生行政の分野においては,従来からその 本質的な必要性からも,衛生に関する組織化が推進され,その育成に現場の保健医療関係者は努力してきたといえるし,またその結果として地域における保健問題の解決になんらかの成果をもたらしたともいえる2)。
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