主張
行政機構改革と公衆衞生行政
pp.46
発行日 1951年8月15日
Published Date 1951/8/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401200886
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占領下の6年,漸くにして「講和近し」の聲を開く,これは,我が國の主權の復活であり,自主性の回復であつて,待望すること久しきものであつた。日本國民の一員として慶賀に堪えない次第である。
この講和の切迫を契機として,占領と云う特殊な情勢下に於て必要とされた諸種の行政磯構を廢止,縮小し,更に,將來獨立國日本として必要となつて來るものを,發展せしめて行くために,從來の行政制度に再檢討を加え,改廢して行くことは當然の措置と云わねばならない。
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