特集 第2囘日本公衆衞生學會研究發表抄録
〔第2日〕11月13日(土)午前の部(9-12時)
(23)BCG接種5ケ年の成績批判
加藤 光德
1
1栃木縣衞生部
pp.152
発行日 1949年1月25日
Published Date 1949/1/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401200407
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昭和18年より靑少年30萬人を對象としてBCG接種を行い,昭和22年を以て第一次5ケ年計畫が完了した。ツ反應延167萬人,BCG接種108萬人に及んでいる。其間にあつて各年次BCG接種上の重要,各年次のBCG陽轉率批判,ツ反應判定に對する態度,BCG連續4囘被接種者の非陽轉率,BCG瘢痕と陽轉との關係,結核死亡曲線に現われた最近3ケ年の傾向等を檢討したのである。特に問題となるものは毎年1囘4年連續接種に於て90%の非陽轉者の存在である。かゝる青少年の處置如何である。
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