論述
水系傳染病流行の疫學(第一講)
野邊地 慶三
pp.156-160
発行日 1948年7月25日
Published Date 1948/7/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401200318
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水は人類が生理作用を營み,又日常生活を行ふために必要缺くことのできない物質である。從つてこの水が汚染されたために傳染病の流行をおこすことが非常に多いものである。のみならず,水による流行はその規模が極めて大きく,且つ屡々甚だ廣汎圍に互るものである。それ故に傳染豫防の實際上水系傳染病流行Wterborne Epidemicsの疫學(1, 2, 3)研究は重要なものである。
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