研究と資料
農村赤痢の對策
大久保 正一
1
1穴澤病院
pp.256-262
発行日 1948年3月25日
Published Date 1948/3/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401200269
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I.緒言
本研究は農村赤痢の實情を述べて,次にその對策を考察するのが目的である。
赤痢は傅染病であるから人から人に移る。これは都市でも農村でも同様に行われる。ところが人間が營む生活方法は,都市と農村では風俗習慣の差違があつて異る。つまり農村赤痢はその生活様式の特異性によつて色々違つた模樣を示す。
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