主張
群馬縣の赤痢對策について
pp.2
発行日 1951年7月15日
Published Date 1951/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401200868
- 有料閲覧
- 文献概要
しばらく,流行を見なかつた赤痢は,昨年から再び流行を始めた。殊に關東地方にはげしく,中でも群馬縣は年間約4,000名の患者を出して,全國一の流行を示した。
群馬縣當局は,總力をあげてその防過に努めていた,まづ,赤痢豫防の廣報活動を活溌に展開した。保菌者検索を徹底した。患者の早期發見に努めた。併し,患者は,あとから,あとからと出て結局4,000名を突破した。
Copyright © 1951, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.