公衆衞生學講座
衞生統計—第4講
久保 秀史
1
1公衆衞生院
pp.279-282
発行日 1947年10月25日
Published Date 1947/10/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401200201
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
5.代表値(平均値)
調査の結果,度數分布表が出來れば,一應目的は達せられたのであるが,一々度數分布表で現わすのでは大變である。そこで考えられることは,度數分布表(集團)を代表する一つの値,即ち平均値を求めることである。
平均値には計算して得られる算術平均値,幾何平均値,調和平均値と,位置の平均値である中央値,最頻値等がある。こゝでは算術平均値と中央値,最頻値について述べる。
Copyright © 1947, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.