予防と臨床のはざまで
クラウド医療・健康・福祉フォーラムに参加して
福田 洋
1
1順天堂大学医学部総合診療科
pp.940
発行日 2013年11月15日
Published Date 2013/11/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401102895
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8月30~31日に,東京医科歯科大学で開催されたクラウド医療・健康・福祉フォーラムに,セッションナビゲータとして参加させていただきました.クラウドコンピューティングは,産業界で普及の一途をたどっていますが,医療・健康・福祉分野での活用は進展しているとはいい難い状況です.同フォーラムは,田中博先生(東京医科歯科大学教授)を実行委員長に,医療・健康・福祉分野のIT・クラウドの専門家が委員会に名を連ね,専門家,ベンダー,利用者である医療従事者が一同に会し,各分野でのクラウドコンピューティングの一層の利用推進と課題の整理,これを活用した各分野のサービスの質の向上を議論することを目的に開催されました.
私自身は,クラウドコンピューティングについては全くの門外漢ですが,マイコン時代からのコンピュータ好きと最近の生活習慣病・メタボの予防医療分野のIT・クラウド活用に多少触れることができている立場で,予防医療分野の一セッションを担当させて頂き,ここ数年来ともに業務・研究等を進めて来た松澤一裕氏(株式会社ベネフットワン・ヘルスケア),大谷司郎氏(株式会社NTTデータ)にプレゼンテーターをお願いしました.8月最終週は,ヘルスプロモーション・健康教育国際会議(パタヤ)~日本人間ドック学会(浜松)~このフォーラム(東京)と移動でしたので,怒濤の1週間の締めくくりのプレゼンテーションとなりました.
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