トピックス
本格化するセーフコミュニティ活動―内外の現況報告
反町 吉秀
1,2
1青森県上十三保健所
2日本セーフティプロモーション学会
pp.738-739
発行日 2008年9月15日
Published Date 2008/9/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401101404
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事故,暴力,自殺等の外因による傷害や死亡は,科学的根拠に基づくプログラムにより予防が可能であるとの基本認識に立ち,部門横断的な協働によるまちづくりを進める傷害予防活動が,WHOセーフコミュニティ(SCと略)活動である.
普及啓発という種まきの時期が長く続いていた日本のSC活動にも,ようやく実りの時期が到来した.日本セーフティプロモーション(SP)学会が昨年9月に設立されるまでの日本でのSC活動の道のり1)や世界の動き2)は,それぞれ他の論文を参照いただくとして,本稿ではSCをめぐる最近の日本の現況と世界の動きを簡単に紹介する.
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