連載 衛生行政キーワード・43
がん検診の受診率向上と精度管理の充実に向けた取組
古元 重和
1
1厚生労働省老健局老人保健課
pp.422-424
発行日 2008年5月15日
Published Date 2008/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401101331
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平成19年6月に閣議決定された「がん対策推進基本計画」において,がん早期発見の重要性の観点から,がん検診の受診率を5年以内に50%とすること,およびすべての市町村において精度管理・事業評価が実施されることが目標とされた.
がん対策推進基本計画に定めた目標に向け,国民のがん検診への要望に応えるためには,「有効な」がん検診を,より「多くの人に」「正しく」実施することが必要であり,現状を正確に認識した上で,目標の達成に向けた着実な前進が求められている.
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