連載 いのちのプリズム・8
祖納の節祭
宮崎 雅子
pp.887
発行日 2007年11月15日
Published Date 2007/11/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401101190
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紅白の旗をさした二艘のサバニ(ユークイ舟)がゆっくりと沖に漕ぎ出てゆく.舟子と呼ばれる漕ぎ手たちが歌を歌いながら静かに櫂を挙げては降ろし,沖のアムリソーヤと呼ばれる石に向かっている.
ドラの合図で一斉に競争が始まり2艘は波しぶきをたてながら浜との間を往復する.そして,最後に沖の小島まるまぼんさんを目指して力いっぱい漕ぎ続ける.
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