連載 石川中央保健所「健康しかけ人」レポート・6【最終回】
市町村支援も時代とともに―企画調整課は連携のしかけ人
川島 ひろ子
1
,
四方 雅代
2
,
田中 由美
1
1石川県石川中央保健福祉センター
2石川県健康福祉部医療対策課(旧石川中央保健福祉センター企画調整課)
pp.160-164
発行日 2007年2月15日
Published Date 2007/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401100752
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「こんなに一生懸命やっているのに,実績を数字で表すことが難しい!」とは,当保健所のM企画調整課長の口ぐせです.企画調整課の役割は,地域のコーディネーターや,しかけ人の役が多いので,地域回りをしたり,電話での調整等,非常に忙しく働いているのですが,母子保健のように「家庭訪問○件」と表すわけにはいきません.おまけに「保健師なのに,デスクにばかりいて訪問に行かないのはおかしい」という妙な発言がどこからか聞こえてくることもあり,「企画調整課の仕事は評価してもらえない」と,ついついグチになるのだと思います.
しかし,M課長さん,あなたは石川中央保健所の2代目企画調整課長として,初代Y課長から引き継いだものを見事花咲かせたではありませんか.そして数字で表せなくても,いえ,それどころか,形にしたものがたくさんあるではありませんか.特にあなたがやってきた市町村支援で,たくさんの成果が出ていますよ.ほら,一緒に思い出してみましょうよ.
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