特集 保健師を考える・2 市町村保健師のアイデンティティ
〈市町村保健師の成果と課題〉
③保健センターが核となった地域づくり
垣内 春子
pp.361-362
発行日 2004年5月1日
Published Date 2004/5/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401100377
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保健活動の拠点となる保健センターが平成3年度に開設され,保健センター職員が常駐しました.センターには,運動の実践と指導ができる体力測定室と,健康づくりトレーニング室を設置しました.運動指導に専念する職員も配置し,母子から成人の保健施策は,健康診査から健診の結果説明,健康相談,健康教育,訪問指導を一貫して実施しています.保健センターに来られた市民が「また行ってみよう」と思えるような保健センターを目指してきました.
本市では平成12年度,13年度において,乳児から成人までの地域保健計画「うららトス21プラン」を,ヘルスプロモーションを基本理念として策定し,推進しています.本稿ではこのことを通して,保健師活動と保健センターを今後どのように地域づくりに生かしていくか,考えてみたいと思います.
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