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編集後記
藤田 郁代
pp.86
発行日 2026年3月15日
Published Date 2026/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.134958280230010086
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年が明けてから災害級の降雪が続き,北陸地方や東北地方では日常生活に大きな困難が生じています.このような気象災害に遭遇するたびに気候変動に対処する国際協力の強化の必要性を強く感じます.
現在,学術誌は変革のときを迎えており,日本学術会議(2020)は学術誌発行のこれからの10年の潮流として,オープンアクセス化の拡大とオープンデータ/オープンサイエンス化を背景とするデータ出版の急速な拡大を挙げ,インターネットの情報流通メディアを高度に利用する研究成果の発信や,新しい様式の学術情報発信が拡大すると述べています.学術情報流通の主要な手段は冊子体からインターネットを利用した電子的なものに変わりつつありますが,本誌も学術情報の発信方法,すなわち掲載論文・学術情報へのアクセス方法をいかに拡大し効率化するかについて真剣に検討するときを迎えているといえます.これと同時に重要なのは論文の学術的価値の向上および量の拡大です.本誌では論文査読等を通して論文の品質の確保に努めており,投稿数も増加してきましたが,まだ十分とはいえない状況です.これらは今後の本誌の発展のために避けては通れない課題であり,早期の取り組みが求められています.

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