連載 フランスの出産支援制度と助産師・3
SRHRの保健を担う助産師—切れ目ない支援を続けるために
髙崎 順子
pp.201-205
発行日 2026年4月25日
Published Date 2026/4/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.134781680800020201
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フランスの助産師たちが働く場所に赴き,日々の実践とそれを支える制度や思いを知るこの連載。今回はお産をとらない助産師たちが活躍する,「性と生殖に関する権利(SRHR:Sexual and Reproductive Health and Rights)を支援する保健施設」を訪ねます。その施設は歴史的に「母子保護センター」(Protection Maternelle et Infantile,以下PMI)の名で知られ,フランス全国に約4000カ所1)。大半が,県に相当する地方自治体の運営です。現役助産師の約1割がここで働き,多くは県にフルタイム雇用されています2)。
このPMIはフランス独自のもので,日本には該当する組織がありません。そこで,まずはここがどんな施設で,助産師たちは何をしているのか,そこから説明していきましょう。

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