特集 きみたちは麻酔界をどうするのか
これからの麻酔科医としてあるべき姿とは—日本と米国での臨床と研究を通して考えたこと
結城 公一
1
Koichi YUKI
1
1ボストン小児病院 麻酔科
pp.88-91
発行日 2025年1月1日
Published Date 2025/1/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.134088360320010088
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はじめに
現在,週の半分は心臓麻酔のスタッフとして臨床に従事し,残りは自分のラボで周術期の炎症,感染をテーマに研究を行っている。学生時代から留学に興味があり,医学部を卒業後早期に臨床留学をすることができたが,現在のように米国で仕事を続けるとは考えていなかった。これまで,日本と米国で,臨床と研究にかかわってきたが,常に自分の立ち位置を意識してきた。改めて,麻酔科のあり方について考えてきたことをまとめる。
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