連載 これからの臨床現場を支えるために COVID-19を経験した米国の看護現場から・46
電子カルテの利用と情報担当看護師の役割
岩間 恵子
1,2
1ペース大学
2マウントサイナイ モーニングサイド病院
pp.918-921
発行日 2025年10月10日
Published Date 2025/10/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.091713550350100918
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医療におけるDX(デジタルトランスフォーメーション)はなじみ深い言葉になりました。米国では,電子カルテは一般にEHR(Electronic Health Records)と呼ばれており,その利用率は年々増加しています。2008年には9%であったEHR利用の割合は,2021年には96%に上り1),現在ではさらに多くの病院が利用していることが予想されます。そこで,今回は,米国の看護現場におけるDX,特にEHRについて述べます。

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