巻頭シリーズ 臨床と研究をつなぐ—若手研究者から看護管理学の発展に向けて・7
転床・転棟,転院・退院 患者さんの移動をテーマに—変化の激しい社会や医療環境に対応する研究の視点
田中 慎吾
1
1日本赤十字豊田看護大学 看護管理学
pp.527-532
発行日 2025年7月10日
Published Date 2025/7/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.091713550350070527
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看護管理学を専攻できる大学院が増える中で,看護管理学の研究に取り組む若手研究者が増加しています。彼らの多くは,看護管理者としての経験がないにもかかわらず,なぜ看護管理学の研究に関心を持つようになったのでしょうか。
本連載では,その理由を探るとともに,若手研究者たちの研究内容を分かりやすく解説し,臨床現場でどのように研究成果を活用できるのかを紹介します。
今回は,病院内・外における「患者さんの移動」に着目した研究を行う日本赤十字豊田看護大学の田中慎吾氏に,研究者となったきっかけと主な研究の内容をご紹介いただきます。

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