増刊号 —産婦人科のこれからを理解するための—重要・最新キーワード103
2章 生殖領域
診断・検査
非侵襲的着床前胚染色体異数性検査(niPGT-A)
佐藤 剛
1
1名古屋市立大学大学院医学研究科産科婦人科学
pp.85-87
発行日 2026年4月20日
Published Date 2026/4/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.038698650800040085
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◉niPGT-Aは,培養液や胚盤胞腔液に存在するcfDNAを検体として染色体異数性を評価する手技であり,従来のPGT-Aに比較し胚への侵襲を回避あるいは低減することが可能となる.
◉cfDNA回収量,外因性DNA混入が解析に影響を与えるが,近年は培養,洗浄,DNA増幅などの改良により,条件次第ではcfDNA増幅成功率や,TEや全胚との解析結果の一致率が90%を超える成績も報告されている.
◉現時点では,研究的段階との扱いであり,TE生検PGT-Aの補完的運用が妥当との評価が一般的だが,標準化と精度向上で臨床実装が進み,将来的にはPGT-Aの第一選択となる可能性もある.

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