合併増大号 今月の臨床 若年女性診療に必要な基礎知識
性感染症
性器ヘルペス・外陰尖圭コンジローマ
出口 雅士
1
1神戸大学大学院医学研究科産科婦人科学分野
キーワード:
性感染症
,
性器ヘルペス
,
外陰尖圭コンジローマ
Keyword:
性感染症
,
性器ヘルペス
,
外陰尖圭コンジローマ
pp.98-103
発行日 2026年1月10日
Published Date 2026/1/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.038698650800010098
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《性器ヘルペス・外陰尖圭コンジローマともに》
●他の性行為感染症(STI)と同様,女性では20歳台(20〜29歳)の報告が多い.
●ウイルス感染症で,初感染時に症状が出ないことも珍しくない.
●一度感染するとウイルス排除は難しく,再発を繰り返すこともある.
●肉眼所見に基づいて診断することが多い.
●5類定点把握対象疾患であり,指定届出機関は月ごとに保健所に届け出なければならない.
《性器ヘルペスは》
●早期の抗ウイルス薬の投与で罹患期間を短縮させるほか,再発抑制療法や患者の判断で内服治療を開始する早期短期治療がある.
《外陰尖圭コンジローマは》
●非粘膜面ではイミキモドクリームを使用する.
●病変の大きさ,数,場所などによっては,冷凍療法,切除,電気焼灼・レーザー蒸散といった外科的治療を選択する.
●4価または9価HPVワクチンで予防できる.

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