今月の臨床 —これ一冊でわかる—婦人科がん治療中の支持療法
分子標的薬治療に伴う有害事象
ベバシズマブ投与中の支持療法—婦人科腫瘍に対して投与する際の管理と課題
松浦 美紀
1
,
矢内原 臨
1
,
岡本 愛光
1
1東京慈恵会医科大学産婦人科学講座
キーワード:
ベバシズマブ
,
卵巣がん
,
子宮頸がん
,
支持療法
Keyword:
ベバシズマブ
,
卵巣がん
,
子宮頸がん
,
支持療法
pp.1031-1036
発行日 2025年11月10日
Published Date 2025/11/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.038698650790111031
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●ベバシズマブは,2013年に進行卵巣がんに対して保険収載されてから現在まで,卵巣がんと子宮頸がんに対して幅広く使用されている.
●ベバシズマブは細胞障害性抗がん薬だけでなく,分子標的薬や免疫チェックポイント阻害薬とも組み合わせて使用されるようになったが,改めて有害事象について留意する必要がある.
●有害事象について把握することで,臨床現場でより安全にベバシズマブを使用することができる.

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