膀胱尿管逆流—鏡視下手術での低侵襲手術

▶ポイント

・気膀胱下手術での尿管剝離においては，先端の最も細い鉗子であるフック鉗子を多用，必ず尿管から外方に向かう切開，尿管が膀胱内に自然と横たわるくらいの剝離が目安と考えている．

・粘膜下トンネル作成では，筋膜の表面を露出させるイメージの剝離をすることで適切に作成しやすくなると思われる．

・腹腔鏡下膀胱尿管逆流手術では，作成する粘膜下トンネルの方向を適切に設定することと，適宜牽引糸を用いることがコツである．

＊本論文中，［▶動画］マークのあるものにつきましては，関連する動画を見ることができます（公開期間：2028年9月末まで公開）．