増大特集 ワクチン開発
Ⅻ.サポート機関(滋賀医科大学)
カニクイザルの生殖関連ホルモンの開発
守村 敏史
1
,
依馬 正次
1
Morimura Toshifumi
1
,
Ema Masatsugu
1
1滋賀医科大学動物生命科学研究センター幹細胞・ヒト疾患モデル研究分野
キーワード:
カニクイザル
,
人工繁殖
,
採卵
,
卵胞刺激ホルモン
,
FSH
Keyword:
カニクイザル
,
人工繁殖
,
採卵
,
卵胞刺激ホルモン
,
FSH
pp.540-541
発行日 2025年10月15日
Published Date 2025/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.037095310760050540
- 有料閲覧
- 文献概要
- 参考文献
ヒトに最も近縁な実験動物であるカニクイザルは,医学研究上欠くことのできない存在である。COVID-19のパンデミック以降,医学研究用のカニクイザルの世界的な供給不足と市場価格の高騰のため,安定した国内供給網の構築が喫緊の課題となっている。本稿では,カニクイザルの人工繁殖効率の改善を目的としたカニクイザル生殖関連ホルモンの開発について述べる。
Copyright © 2025, THE ICHIRO KANEHARA FOUNDATION. All rights reserved.