増大特集 ワクチン開発
Ⅵ.シナジー拠点(長崎大学)
感染症研究における海外拠点の戦略的重要性:Disease Xの危機管理体制に向けて
金子 聰
1,2
Kaneko Satoshi
1,2
1長崎大学熱帯医学研究所生態疫学分野
2長崎大学感染症研究出島特区・ワクチン研究開発拠点(VRDC)
キーワード:
感染症
,
海外拠点
,
ワクチン開発
,
100日ミッション
,
臨床試験
Keyword:
感染症
,
海外拠点
,
ワクチン開発
,
100日ミッション
,
臨床試験
pp.488-489
発行日 2025年10月15日
Published Date 2025/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.037095310760050488
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海外から持ち込まれる可能性がある未知の病原体(Disease X)に迅速に対応するため,感染症研究の海外拠点は,病原体の早期把握,ワクチン開発に必要な検体の収集,更には,国内では困難な感染症のワクチン臨床試験を実施するうえで戦略的に重要である。以下,長崎大学の海外拠点の現状とわが国の課題を概説する。
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