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臨床ノート
ライトアジャスタブルレンズを使用した白内障手術後に光調整を施行して正視から近視に眼内レンズの度数を変えた症例
First report of an Asian case of changing intraocular lens power from emmetropia to myopia using Light Adjustable Lens after cataract surgery
市川 慶
1,2
,
市川 翔
1,2
,
市川 一夫
1,2
,
綾木 雅彦
2
Kei Ichikawa
1,2
1中京眼科
2グランドセントラルタワーTokyoアイクリニック
2Grand Central Tower Tokyo Eye Clinic
pp.980-981
発行日 2025年8月15日
Published Date 2025/8/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.037055790790080980
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緒言
白内障手術は近年の眼内レンズ(intraocular lens:IOL)の発達により,患者の多様な要望に応えられるようになってきた。しかし,IOLの度数ずれの問題はいまだ残っている1)。ライトアジャスタブルレンズ(Light Adjustable Lens:LAL)(RxSight社)は,手術後にIOLの屈折力を紫外線により変化させることで患者の術後屈折を希望通りに変えることができる(図1)2,3)。本稿では,既報3)に含まれていない症例で,白内障手術後に光調整を施行して正視から近視に眼内レンズの度数を変えた症例を報告する。
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