Japanese
English
連載 Clinical Challenge・60
角膜移植後の無症候性潰瘍
Asymptomatic ulcer after keratoplasty
臼井 智彦
1
Tomohiko Usui
1
1国際医療福祉大学医学部眼科学
pp.273-275
発行日 2025年3月15日
Published Date 2025/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.037055790790030273
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症例
患者:70代,女性
主訴:なし
既往歴:特記事項なし
家族歴:特記事項なし
現病歴:201X年に左眼帯状角膜変性に対して石灰化除去,201X+2年に左眼白内障手術が行われ,その後,角膜混濁が進行したため当院を受診した。初診時の視力は左(0.06)で,左眼は角膜脂肪変性による混濁と血管新生を認めた(図1)。初診より約1年後に左眼深層層状角膜移植術(deep anterior lamellar keratoplasty:DALK)を施行した。術後はガチフロキサシン,およびベタメタゾンリン酸エステルナトリウム1日6回点眼を行いながら経過観察し,全面上皮化したため,術後1週間で退院した。術後2週目の受診の際,自覚症状の訴えは特になかったが,図2のような病変を認めた。

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