連載 熱血! 論文執筆コーチング—中堅脳神経外科医が伝えたい大切なこと【最終回】
第15回 総まとめ
森下 登史
1
Takashi MORISHITA
1
1福岡大学医学部脳神経外科
pp.218-221
発行日 2025年1月10日
Published Date 2025/1/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.030126030530010218
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最終回を迎えて
いよいよ最終回となりました.この連載を始める時点では,単に自分の経験をまとめていけば形になると思い込んでいましたが,連載で論文の書き方について説明していくのは,予想していたよりもはるかに難しいことだとすぐに思い知らされました.自分が臨床医/研究者としてキャリアをスタートさせた頃と比較し,研究を取り巻く環境が世界規模で変化してきたためです.論文執筆の世界においてもルールは常にアップデートされることを強く感じた2年半でした.最終回となる本稿では,私がこの連載を通じて感じた論文執筆を取り巻く変化と,若手の先生方に向けたアドバイスを記したいと思います.
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