連載 Clinical Exercise・228
Q考えられる疾患は何か?
三宅 智子
1
1岡山大学医学部皮膚科学講座
pp.603-604
発行日 2026年8月1日
Published Date 2026/8/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.002149730800090603
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■症 例■
患 者:70歳台,男性
既往歴:高血圧,糖尿病,緑内障,大腸ポリープ
生活歴:東南アジアへ定期渡航歴あり.
現病歴:初診の約3年前より皮膚瘙痒を自覚し,2年前に四肢に水疱と多形紅斑様皮疹出現した.水疱症,薬疹が疑われて副腎皮質ホルモン(プレドニゾロン換算20mg),免疫抑制剤(シクロスポリン,メトトレキサート)などで加療されるも診断がつかず,寛解増悪を繰り返すため当科を紹介され受診した.
初診時現症:前胸部,腰部,上肢,大腿を中心に辺縁隆起性の浸潤性紅斑と紅色小丘疹が混在し,局面を形成していた(図1).末梢血好酸球数は1,534/μlと上昇していた.
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