コミュニティケア 25巻3号 (2023年2月発行)

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第1特集　退院当日の訪問看護

扉 25巻3号 , 2023年2月 , pp.11-11

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　令和3年度介護報酬改定により「特別管理加算の対象者」に加えて「医師が必要であると認めた者」にも、退院当日の訪問看護費が算定できるようになりました。

〈総論〉

退院当日に訪問する意義と求められるかかわり田中　和子 25巻3号 , 2023年2月 , pp.12-16

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2021年度の介護報酬改定により、「特別管理加算の対象者」に加えて「医師が必要と判断した人」にも退院当日の訪問看護費の算定が可能になりました。医療保険・介護保険における算定要件の解説に加え、退院当日に介入する意義とポイント、求められるかかわりなどについて述べていただきます。

〈解説〉

退院支援看護師との効果的な連携宮本　千恵美 25巻3号 , 2023年2月 , pp.17-19

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退院当日の訪問看護において、必要なケアを見極める視点はどうあるべきか、患者が在宅生活を円滑にスタートさせるために求められる訪問看護師のかかわり、退院支援看護師との連携のポイントなどについて解説いただきます。

〈報告1〉独居の人

1人暮らしゆえの困り事に先を見越して対処する西田　奈美 25巻3号 , 2023年2月 , pp.20-22

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利用者が1人暮らしの場合、家族が同居している人とは異なる支援が求められます。本稿では、精神疾患を有し適切な食事がとれていない人と、ストーマ造設により手技に不安のある人の事例を基に、1人暮らしを継続するための支援を報告していただきます。

〈報告2〉高齢者世帯

本人・介護者の変化や不安を早期に察知し、ケアに反映酒井　美知子 25巻3号 , 2023年2月 , pp.23-25

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高齢者世帯の場合、退院後の身体状況・生活スタイルの変化に対応することが難しいケースは少なくありません。本稿では、退院日およびその後の頻回な訪問看護等の支援により、新たな生活を構築できた事例を紹介いただきます。

〈報告3〉ターミナル期にある人

本人・家族の意向の “ズレ” を埋め納得できる看取りを支える田中　雄大 25巻3号 , 2023年2月 , pp.26-29

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ターミナル期にある人の場合、看取りを前提としたかかわりが欠かせません。本稿では、がんのターミナル期にあり、特に「息苦しさ」に不安を抱える本人・家族に対し、退院日を不安なく過ごしてもらうための支援のポイントを示していただきます。

第2特集　訪問看護制度30周年記念　訪問看護サミット2022・レポート

扉 25巻3号 , 2023年2月 , pp.49-49

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　2022年11月12日（土）、公益財団法人日本訪問看護財団主催の「訪問看護制度30周年記念　訪問看護サミット2022」が「訪問看護制度30年をステップに訪問看護のさらなる発展に向けて」をテーマにライブ配信で開催されました。

〈載録〉特別講演

全世代型社会保障と訪問看護への期待山崎　史郎 25巻3号 , 2023年2月 , pp.50-51

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介護保険制度の立案から施行にかかわり、「ミスター・介護保険」と呼ばれる山崎史郎さんの特別講演では、全世代型社会保障について、その2つの課題である「人口減少・少子化」「高齢化・単身化」の解説とともに2040年に向けた訪問看護への期待が述べられました。

〈載録〉記念講演

進化し深化する訪問看護 -つながる・ささえる・つくりだす秋山　正子 25巻3号 , 2023年2月 , pp.52-53

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在宅看護分野で多方面に活躍されている秋山正子さんによる記念講演では、暮らしの保健室やマギーズ東京の活動が紹介されました。また、その活動を通じて、訪問看護の役割とともに、訪問看護が進化し深化することへの期待が示されました。

〈載録〉実践報告1

訪問看護ステーションの経営モデルとDX活用の展望岩本　大希 25巻3号 , 2023年2月 , pp.54-55

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最初の実践報告の講演者は、訪問看護ステーションの開設から6年間で17カ所へと急成長を遂げたウィルグループ株式会社代表取締役の岩本大希さん。ステーションの経営モデルとして緩やかなグループを形成した意味やそのメリットとともに、訪問看護におけるDXの活用による効果について紹介いただきます。

〈載録〉実践報告2

訪問看護ステーションの多機能化と多職種連携で高齢者を支える！ -住宅型有料老人ホームと看多機で看取りの多様化に備える常盤　朝子 25巻3号 , 2023年2月 , pp.56-57

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続いての実践報告の講演者は、多彩な事業を展開する株式会社コメディコつくば取締役の常盤朝子さん。住宅型有料老人ホームや看護小規模多機能型居宅介護事業所の開設理由とともに、入居者の生活の紹介、施設における看取りについての考察が述べられました。

〈載録〉オンライン座談会

訪問看護制度を突き抜けよう！ -今後の発展に向けて大いに語る石田　昌宏 , 田母神　裕美 , 髙砂　裕子 , 佐藤　美穂子 , 平原　優美 25巻3号 , 2023年2月 , pp.58-62

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オンライン座談会では、座長である平原優美さんの進行の下、参議院議員石田昌宏さんの基調講演に続いて、訪問看護支援団体（日本看護協会・全国訪問看護事業協会・日本訪問看護財団）からの発表があり、その後、講演者4人によるディスカッションが行われました。

〈総括〉

「訪問看護サミット2022」を開催して佐藤　美穂子 25巻3号 , 2023年2月 , pp.63-65

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今回の訪問看護サミットについて、主催者である日本訪問看護財団常務理事の佐藤美穂子さんに、同サミットのテーマやそれぞれのプログラムの趣旨、参加者の感想を紹介いただきます。

【連載】生きるということ（3）

好きなことを続けられることに感謝してずん（飯尾和樹・やす） 25巻3号 , 2023年2月 , pp.4-5

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Q コンビ名「ずん」の由来を教えてください

飯尾：おっさん2人がコンビを組んだのは2000年で、僕が31歳のころでした。僕もやすも別の相方とコンビを組んでいたのですが、いろいろあって解散し、浅井企画の在庫品として残っていました。当時、まわりから「リンスとリンスが組んだ」とからかわれるほど、“泡立たない” 芸風でして、どちらかがシャンプーだったら早く売れたのかもしれません。

COLUMN　折々のはなし（10）

評価の季節は悩ましい角田　直枝 25巻3号 , 2023年2月 , pp.8-9

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教育現場の立場から角田直枝さん、在宅現場の立場から大槻恭子さん、福祉現場の立場から鳥海房枝さんに、日々考えていること・気になっていること・感じていることなどを述べていただく私的エッセイ。

COLUMN　宮子あずさの気まぐれコラム（27）

昔のよい服宮子　あずさ 25巻3号 , 2023年2月 , pp.10-10

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精神科病院の訪問看護室で働きながら、文筆活動を行う宮子あずささん。最近気になること、疑問に思うことなどを書きつづります

COLUMN

ニュース手帳株式会社グローバルヘルスコンサルティング・ジャパンGem Med 編集部 25巻3号 , 2023年2月 , pp.6-7

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介護保険や在宅ケアをはじめとする保健・医療・福祉の1カ月の主なニュースをコンパクトにまとめました。国や自治体、現場の “今” の動きが短時間でわかるコーナーです。

COLUMN　Book Selection

新刊書籍のご紹介 25巻3号 , 2023年2月 , pp.40-40

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2018年刊行の好評書籍がリニューアル！

臨床現場にあふれる倫理的課題に、医療者はどう対応するのか？

13領域のCNSによる20の実践事例を基に考慮します

【連載】だから面白い訪問看護管理（3）

直行・直帰は夢の扉？林　啓子 25巻3号 , 2023年2月 , pp.31-31

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大学教授から転身し「らふえる訪問看護ステーション」を開設。10年を経た今、訪問看護の未来を見すえて管理者としての思い・考えを語っていただきます。

【連載】職員が辞めない組織をつくる！（8）

ステーションのビジョンを発信する横山　郁子 25巻3号 , 2023年2月 , pp.32-34

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訪問看護ステーションや高齢者ケア施設の管理者が抱える課題を浮き彫りにし、どうしたら職員が辞めない組織づくりができるのかについて指南します。

【連載】訪問の合間に一句詠んでみる　訪問看護 “泣き笑い” 川柳（150）

不安気な　母の隣で　子は笑顔有馬　夕紀 25巻3号 , 2023年2月 , pp.36-36

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日々、いろいろなことが起こる訪問看護の現場で感じたことを川柳にして1句お詠みいただき、自ら解説していただきます。

【連載】トラブルを解決・回避する　人事労務相談室（20）

［Q＆A］過去にセクハラを起こした職員を事業所行事に参加させないのはパワハラに当たりますか？中山　伸雄 25巻3号 , 2023年2月 , pp.37-39

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訪問看護ステーションや高齢者ケア施設で生じやすい人事労務に関するトラブルと対応策、またトラブルの防止策について解説いただきます。

【連載】災害に強いステーションづくり（22）

〈最終回〉訪問看護ステーションにおける災害時の連携体制の構築横田　佳苗 25巻3号 , 2023年2月 , pp.41-44

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訪問看護ステーションにおけるBCP（事業継続計画）の策定、防災・減災対策のポイントを解説するとともに、実際の事例などをとおして災害時の対応・危機管理のあり方を示します。

【連載】行動変容をそっと促す　ナッジを使ったアプローチ（11）

ナッジを正しく使う竹林　正樹 25巻3号 , 2023年2月 , pp.46-48

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ナッジとは、人の心理特性に沿って望ましい行動をしたくなるように促す設計のこと。この連載では、3人の医療職をめざす学生がナッジを学ぶ姿を通して、看護・介護に役立つヒントを示します。

【連載】困難ケースを解決する　スペシャリストの実践知（29）

［小児］子どもの身体状況と住宅環境を考慮した入浴方法の工夫新井　茂登子 25巻3号 , 2023年2月 , pp.67-70

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各分野のスペシャリストによる看護実践の過程から、困難事例への視点や日々の実践に役立つケア・コミュニケーションのポイント、スキルを学びます。

日本訪問看護財団からのお知らせ

Webオンデマンド配信研修の評価小沼　絵理 25巻3号 , 2023年2月 , pp.72-73

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全国訪問看護事業協会からのお知らせ

リーフレット「訪問看護de特定行為」を発行！中島　朋子 25巻3号 , 2023年2月 , pp.74-75

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大扉 25巻3号 , 2023年2月 , pp.1-1

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目次 25巻3号 , 2023年2月 , pp.2-3

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BOOKS 25巻3号 , 2023年2月 , pp.76-76

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C.C.INFORMATION 25巻3号 , 2023年2月 , pp.76-76

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編集部行きFAXシート 25巻3号 , 2023年2月 , pp.77-77

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バックナンバー&年間購読のご案内 25巻3号 , 2023年2月 , pp.78-79

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次号予告／編集後記 25巻3号 , 2023年2月 , pp.80-80

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基本情報

コミュニティケア
25巻3号
(2023年2月発行)

電子版ISSN：2437-0150 印刷版ISSN：2758-0008 日本看護協会出版会

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