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特集 難聴の疑問に答える
【難聴の外科的治療と新規治療の可能性】
小児滲出性中耳炎の薬物療法と鼓膜チューブ留置術とは?
布川 侑香
1
,
日高 浩史
1
,
天野 晟人
1
,
三谷 彰俊
1
,
八木 正夫
1
Yuka Fukawa
1
,
Hiroshi Hidaka
1
,
Akito Amano
1
,
Akitoshi Mitani
1
,
Masao Yagi
1
1関西医科大学附属病院耳鼻咽喉科・頭頸部外科
キーワード:
小児滲出性中耳炎
,
診療ガイドライン
,
Watchful Waiting
,
薬物療法
,
鼓膜換気チューブ
,
難治化リスク因子
Keyword:
小児滲出性中耳炎
,
診療ガイドライン
,
Watchful Waiting
,
薬物療法
,
鼓膜換気チューブ
,
難治化リスク因子
pp.1161-1164
発行日 2026年9月1日
Published Date 2026/9/1
DOI https://doi.org/10.24479/ohns.0000002327
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- 参考文献 Reference
はじめに
滲出性中耳炎(otitis media with effusion:OME)は,耳痛や発熱などの急性感染症状を欠いたまま,中耳腔に滲出液が貯留する病態と定義される。小児期においてきわめて普遍的な疾患であり,就学前までに約90%の児が少なくとも一度は罹患すると報告されている。本疾患は小児難聴の最大原因であり,日常臨床においてきわめて重要な位置を占める1〜5)。

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