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特集 バスキュラーアクセス
バスキュラーアクセス管理
エコーによるモニタリングと評価
Monitoring and assessment of vascular access using ultrasound device
甲斐 耕太郎
1
KAI Kotaro
1
1バスキュラーアクセスクリニック目白
キーワード:
VAエコー
,
機能評価
,
形態評価
Keyword:
VAエコー
,
機能評価
,
形態評価
pp.603-610
発行日 2026年5月25日
Published Date 2026/5/25
DOI https://doi.org/10.24479/kd.0000002433
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はじめに
バスキュラーアクセス(vascular access:VA)の維持・管理は安定した透析を継続するために重要であり,そのためにはVAの異常を早期に発見し,適切なタイミングで治療介入を行う必要がある。VAの管理方法はさまざま存在し,透析の現場において選択可能な方法を用いてモニタリングを行うことが推奨される。日本透析医学会のガイドライン1)には,モニタリングとサーベイランスが分けて記載されており,モニタリングとは,毎透析時に機能不全を検出するために理学的所見の評価を行うこと,つまり視診,聴診,触診,静脈圧の評価,ピローの状態や止血時間を観察することであり,サーベイランスとは,定期的に特定の検出方法を用いてVA機能を評価すること,つまりエコーやクリットライン法,クリアランスギャップ法,超音波流量計(HD03)などを用いて検査を行うことと定義されている(表1)。このガイドラインに従えば,厳密にはエコーを用いた評価はサーベイランスに分類されているが,本稿ではエコーを用いた“モニタリング”を評価とし,その基本的事項につき概説したい。

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