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特集 多胎児を診る
5.多胎児の育児における悩み
北岡 英子
1
1神奈川県立保健福祉大学保健福祉学部看護学科
キーワード:
多胎児
,
育児
,
母親
,
支援
Keyword:
多胎児
,
育児
,
母親
,
支援
pp.37-43
発行日 2020年1月1日
Published Date 2020/1/1
DOI https://doi.org/10.18888/sh.0000001158
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多胎児の育児には母親の身体的・精神的負担が大きいだけでなく,経済的問題や社会との交流の少なさなど多方面で課題が生じている.そのうえ周囲の理解が十分でなく,また核家族においては育児の協力が得られにくい状況でもある.これらのことから多胎児は児童虐待のリスクの1つにも挙げられている.したがって妊娠時から,多胎児ならではの悩みや不安を受け止め,必要なアドバイスや活用できる社会資源を紹介する等の支援が必要である.さらに子どもたちの健やかな成長発達を促し,親,とくに母親が安心して育児できるような多胎児に特化したサービス体制の整備や,周囲の人の理解と協力が得られるような社会環境を整えることが不可欠である.

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