Japanese
English
原著論文
生体人工材料表面におけるバイオフィルム形成
小関 弘展
1
,
志田 崇之
,
依田 周
,
堀内 英彦
,
迫田 秀行
,
尾﨑 誠
1和仁会和仁会病院 整形外科
キーワード:
Titanium
,
医用材料
,
Chromium Alloys
,
走査型電子顕微鏡検査法
,
分散分析
,
共焦点顕微鏡検査法
,
バイオフィルム
Keyword:
Biocompatible Materials
,
Chromium Alloys
,
Analysis of Variance
,
Microscopy, Electron, Scanning
,
Titanium
,
Microscopy, Confocal
,
Biofilms
pp.101-105
発行日 2013年1月19日
Published Date 2013/1/19
DOI https://doi.org/10.18885/J00282.2013088891
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- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
体内に埋入する硬性人工材料(コバルトクロム、チタン合金、純チタン)の表面におけるバイオフィルム形成について、ブドウ球菌液に各基板を浸漬して培養した後にデジタル実体顕微鏡で撮影し、Kajiyamaらの方法に準じてバイオフィルム占拠率(BCR)を算出した。その結果、全ての基板上でバイオフィルムは形成され、培養時間が長くなるにつれてBCR値は上昇した。2時間培養後ではコバルトクロムが平均8.0%、チタン合金24.7%、純チタン22.7%で、コバルトクロムが他の2基板に比較して有意に発育度が低かった。4時間培養後に有意差はなかったが、コバルトクロムのBCR値が最も低値であった。6時間培養後もコバルトクロムが最も低値で、チタン合金との間に有意差が認められた。なお基板表面の操作型電子顕微鏡観察では、コバルトクロムの線状痕は比較的浅く、表面粗さ(算術平均)は2.3nmとチタン合金の17.2nm、純チタンの22.0nmよりも低値であった。

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