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連載 長期経過例に学ぶ骨折治療のエッセンス
第6回 Monteggia骨折・Galeazzi骨折
松村 福広
1
1自治医科大学 栃木県災害医学寄附講座
キーワード:
Monteggia fracture
,
Galeazzi fracture
,
open reduction and interal fixation
Keyword:
Monteggia fracture
,
Galeazzi fracture
,
open reduction and interal fixation
pp.1319-1325
発行日 2025年12月1日
Published Date 2025/12/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_seikei76_1319
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は じ め に
成人のMonteggia骨折およびGaleazzi骨折に対する骨接合術は前腕両骨骨折と同様であり,プレートを用いた観血的整復内固定術(open reduction and internal fixation:ORIF)が一般的となる.良好な治療成績を獲得するためには,橈骨と尺骨の解剖学的整復固定に加えて,近位橈尺関節(proximal radioulnar joint:PRUJ)と遠位橈尺関節(distal radioulnar joint:DRUJ)の再建が必要である.橈骨と尺骨は骨間膜で連結され,橈骨近位には輪状靱帯,尺骨遠位には三角線維軟骨複合体(triangular fibrocartilage complex:TFCC)が存在する.これらの構成体がいかに解剖学的に再建されたかが機能予後に関与するが,損傷した関節を含む軟部組織の修復を含めた長期予後は気になるところである.
本稿ではMonteggia骨折,Galeazzi骨折の自験例を呈示し,これらに関する報告をまとめ考察した.

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