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特集 抗体医薬入門 基礎編 抗体を知れば,抗体医薬がわかる
これまでのくすりと抗体医薬,なにが違う? ⑥ タンパク質の基本からわかる保管方法・調剤時の注意点
尾﨑 正和
1
,
北原 隆志
1
1山口大学医学部附属病院 薬剤部
pp.1233-1237
発行日 2026年7月5日
Published Date 2026/7/5
DOI https://doi.org/10.15104/ph.2026080014
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Key Points
複雑な高次構造をもつ抗体医薬品は,熱や光,物理的刺激にきわめて弱く,微小な外部ストレスで容易に変性・凝集する特性をもつ.
変性・凝集したタンパク質は異物と認識されやすく,免疫原性の増大につながり,過敏症反応の誘導や,有効性の減弱を招くおそれがある.
温度・遮光管理と振とう回避を徹底し,調製手技を標準化することで,初めて抗体医薬品の安全性と治療効果の担保が可能となる.

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