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増刊号 細胞像の見かた―病理・血液・尿沈渣
第2章 血液 骨髄塗抹標本の見かた
7.FAB分類
1)WHO分類とFAB分類の比較
栗山 一孝
1
,
朝長 万左男
2
1長崎大学大学教育機能開発センター
2長崎大学医学部附属原爆後障害医療研究施設分子
pp.1152-1157
発行日 2004年9月15日
Published Date 2004/9/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543100810
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- 1ページ目 Look Inside
はじめに
骨髄異形成症候群(myelodysplastic syndrome,MDS)と急性白血病の分類は,French American British(FAB)分類1~5)が世界共通に使用されてきた.FAB分類は,細胞形態学を基本とした臨床的分類法であるが,染色体・遺伝子変異の臨床的重要性が明らかになってくるにつれ,これらも組み込んだ分類法の必要性も高まってきた.世界保健機構(World Health Organization,WHO)は,1999年MDSを含む造血器・リンパ組織悪性腫瘍の分類法を発表した6,7).このWHO分類では,FAB分類に含まれない病型や特定の染色体・遺伝子変異を有する病型を取り上げた新たな包括的な分類法と位置づけられる.

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