Japanese
English
原著
角質増殖型皮膚カンジダ症
HYPERKERATOTIC TYPE OF THE CUTANEOUS CANDIDIASIS
東 禹彦
1
,
池上 隆彦
1
,
山本 哲雄
2
Nobuhiko HIGASHI
1
,
Takahiko IKEGAMI
1
,
Tetsuo YAMAMOTO
2
1大阪市立大学医学部皮膚科学教室
2大阪府立病院皮膚科
1Department of Dermatology, Osaka City University Medical School
2Osaka Prefectural Hospital
pp.403-408
発行日 1972年5月1日
Published Date 1972/5/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1412200984
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- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
皮膚カンジダ症は通常間擦部に限局して発生し,その症状は紅色丘疹を原発疹とし,症状が進行すれば落屑性紅斑となり,ときに浸軟,糜爛を伴うようになるものであつて,角化性皮疹を生じることはまれである.角質増殖の著しい皮疹を生じるカンジダ症としてはHauser-Rothman1)によつて報告されたmonilial granuloma (以下カンジダ性肉芽腫と記す)がよく知られているが,限局性の角質増殖型カンジダ症の報告はまれである.われわれはこの数年間に角質増殖型皮膚カンジダ症を3例経験したので,それらの症例を報告するとともに,本症の発症誘因やカンジダ性肉芽腫との関連性について若干の考察を試みた.
Three cases of a localized hyperkeratotic type of cutaneous candidiasis in a 61-year-old man, 30-year-old woman, and three-month-old boy were reported. This type was proposed as a separate type of cutaneous candidiasis and was definitely different from monilial granuloma.

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