Japanese
English
指標
利尿剤と妊娠中毒症—利尿剤は妊娠中毒症の治療薬として不適当か
須藤 寛人
1
Norihito Sudo
1
1新潟大学医学部産婦人科教室
pp.149-158
発行日 1981年3月10日
Published Date 1981/3/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409206394
- 有料閲覧
PPV購入案内
1,320円 (1,200円+税10%) こちらは、149ページから158ページの文献です。
PPV(ペイ・パー・ビュー)とは、論文(記事)単位で購入・閲覧ができるサービスです。
購入には医書.jp本会員登録が必要です。
会員登録完了後に改めて上記「購入サイトへ」を選択してください。
または「購入サイトへ」選択後に「購入ログイン」、「新規会員登録」の順に進んでください。
会員登録について詳しくはをご確認ください。
購入には医書.jp本会員登録が必要です。
会員登録完了後に改めて上記「購入サイトへ」を選択してください。
または「購入サイトへ」選択後に「購入ログイン」、「新規会員登録」の順に進んでください。
会員登録について詳しくはをご確認ください。
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
利尿剤は私達の日常の産科診療において,もっとも頻回に処方される薬の一つであろう。歴史的にみると何らかの利尿剤が,子癇患者に対して使用されてから1世紀が経ており,サイアザイド利尿剤が妊娠中毒症の治療薬として登場して以来25年以上が経ているそうである3)。妊娠中毒症に対する利尿剤の有効性に関する論文を数えたら,世界中で恐らく何百という数にのぼろうかと推察される。
しかし,利尿剤が妊娠中毒症の治療薬として有益であるといえるであろうか?「利尿剤はもはや,当大学では1970年より使用していない。」というYale大学産婦人科のKase主任教授の講演を著者が聴いたのは1972年であった。著者がレジデントを行なったニューヨーク医科大学では,1974年頃より利尿を妊娠中毒症の治療薬として使用しなくなった。1978年に出版された成書,Chesley著「Hypertensive Disorders in Pregnancy」に至っては「妊娠中毒症の治療薬として利尿剤はcon—traindicationである。」と明記されている。

Copyright © 1981, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.

