Japanese
English
今月の主題 血栓症とDIC
治療の基本
血栓溶解療法
上嶋 繁
1
,
松尾 理
1
1近畿大学医学部第2生理
pp.1271-1273
発行日 1996年7月10日
Published Date 1996/7/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402905173
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ポイント
●現在日本で用いられている血栓溶解剤は,従来より使用されているウロキナーゼ(UK)と,血栓に対して高い親和性を有する組織性プラスミノゲンアクチベータ(t-PA)およびプロウロキナーゼ(Pro-UK)である.
●UKによってある程度の血栓溶解効果は期待できるものの,時には出血傾向という重篤な副作用が出現する.
●臨床使用経験によると,日本人ではt-PA製剤の投与量と投与方法によっては時に出血を伴うことがあるので,欧米人とはt-PAに対する感受性が異なると思われる.
●Pro-UK製剤の投与によっても少数ながら出血性の副作用がみられる.
●したがって,フィブリン親和性の高い血栓溶解剤の投与でも十分な患者管理が必要である.

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