Japanese
English
ファースト・エイド
嘔気・嘔吐の対策
大貫 寿衛
1
1済生会中央病院内科
pp.748-749
発行日 1968年6月10日
Published Date 1968/6/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402202261
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- Abstract 文献概要
対策は原因疾患によって異なる
悪心嘔吐は,昔から腹痛,下痢,食欲不振などとともに,重要な消化器症状としてとりあげられてきたものであるが,その対策はかならずしも容易ではない.というのは悪心嘔吐をきたす疾患はきわめて多く,その原因疾患によって選ぶべき方法がまったくちがっており,またその程度もまちまちで,簡単な対症療法で用のたりるものからおもい脱水症や電解質異常,酸塩基平衡の障害などを伴って,慎重な輸液を要するものまでまことにさまざまだからである.そこで,悪心嘔吐の対策の第1は原病の発見であり,外科的治療適応の有無の判断であり,原病の治療であるということとなり,対策の第2は対症療法であり,第3には嘔吐に伴う体液バランスの失調の治療となる.
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