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連載 そのカルテ,大丈夫ですか?誤解を避ける記載術・4
―「訂正は慎重に」①―医療機器の時刻と訂正
神田 知江美
1
1かすが・國塚法律事務所
pp.567
発行日 2014年4月10日
Published Date 2014/4/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402107480
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- Abstract 文献概要
◎医療機器の時刻と裁判
前回まで,裁判では「時間」が重要な鍵を握るというお話をしてきましたが,時間を意識して記録するだけでなく,医療機器を正確な時刻に合わせておくことも重要です.
以下のような事例を考えてみましょう.看護師が呼吸停止状態の入院患者を発見しましたが,医師が到着する頃には心停止となり,蘇生を行うも亡くなったとします.患者には心電図モニターが装着されていて,その時刻は実際の時刻よりも20分遅れていました.この場合,裁判では真実の心停止時刻よりも20分早いモニター上の心停止時刻が患者の心停止時刻であると「認定」され,蘇生措置の遅れについて責任を負う可能性が出てきます.だからといって,後日に心電図モニターの時刻を訂正すると,改ざんを疑われかねません.
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