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増大号 何度でも見たい! 一般検査パーフェクトガイド
4章 胸水・腹水・心囊液検査
染色法,算定法,塗抹標本作製法
松岡 拓也
1
1済生会熊本病院中央検査部
キーワード:
体腔液
,
細胞数算定
,
計算盤
,
塗抹標本
Keyword:
体腔液
,
細胞数算定
,
計算盤
,
塗抹標本
pp.884-887
発行日 2026年8月1日
Published Date 2026/8/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.030126110540080884
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細胞数算定・染色法
体腔液において細胞数を算定することは,漏出液と滲出液の推定に有用である.一般的に漏出液は細胞数が少なく,滲出液は多い.目安として胸水では細胞数1,000/μL以上,腹水では100/μL以上で滲出性を考える1).
細胞数の算定方法には,計算盤を用いる方法と自動分析装置(体液モード)を用いる方法がある.計算盤はFuchs-Rosenthal計算盤,改良Neubauer計算盤,Bürker-Türk計算盤が使用されている.これらの計算盤は用途および計数方法が異なるため,それぞれの特性を理解したうえで,細胞数に応じて使い分ける必要がある.計算盤を使用した細胞数算定では,染色液で細胞を希釈・染色する.主に使用されている染色液はSamson液とTürk液であり,使用する計算盤に合わせて使い分ける.検体の混濁を肉眼的に観察し,計算盤と染色液を選択する.

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