Japanese
English
臨床医からの質問に答える
臨床支援と業務効率化に向けて,“診療支援部門”としての微生物検査室の取り組みについて教えてください
前田 和樹
1
1松下記念病院診療技術部臨床検査技術室
pp.586-589
発行日 2026年6月1日
Published Date 2026/6/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.030126110540060586
- 有料閲覧
PPV購入案内
1,320円 (1,200円+税10%) こちらは、586ページから589ページの文献です。
PPV(ペイ・パー・ビュー)とは、論文(記事)単位で購入・閲覧ができるサービスです。
購入には医書.jp本会員登録が必要です。
会員登録完了後に改めて上記「購入サイトへ」を選択してください。
または「購入サイトへ」選択後に「購入ログイン」、「新規会員登録」の順に進んでください。
会員登録について詳しくはをご確認ください。
購入には医書.jp本会員登録が必要です。
会員登録完了後に改めて上記「購入サイトへ」を選択してください。
または「購入サイトへ」選択後に「購入ログイン」、「新規会員登録」の順に進んでください。
会員登録について詳しくはをご確認ください。
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
- 参考文献 Reference
はじめに:診療における微生物検査の責務
現代の微生物検査室に課せられた責務は,単に検査結果の報告にとどまらない.得られた情報を最大限に感染症診療へ還元し,診断へ積極的に関与することが求められる.特に,感染症専門医が常駐しない施設では,検査室が“診療支援部門”として担う役割は極めて大きい.その実行には,臨床情報からの考察(“インプット”)を最適なタイミングで医師へ提供する“アウトプット”が不可欠である.
感染症診療では,迅速で適切な抗菌薬治療の開始が予後を左右する重要な因子となる1).一方,不適切な経験的治療の継続は,死亡率を著しく上昇させる1,2).この予後を左右する局面で検査室の責務は重い.起炎菌に関する情報をいち早く察知し,治療方針の転換を促すことは,単なる検査業務を超え,救命に直結する臨床支援である.

Copyright © 2026, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.

